中堅・ベテランの職員さんへ
後輩や新入社員の指導。
得意ですか?
わたしはけっこう苦手でした。
そもそも人と関わるのが苦手で、自分に自信がないのになにをどうやって教えるんだ?って思ってました。
でも、働き始めてある程度の年数がたったら後輩や新人の指導をしなきゃいけない時がやってきます。
そんな時はどうするか。
後輩、新人の存在は忘れる。
目の前のお年寄りのことを一番に考える。
指導せずに放っておけ、ということではないですよ。
きちんとやることは教えます。
だけど、実際にお年寄りを目の前にしたとき。
ついつい考えてしまうのが、
「声掛け失敗したらかっこ悪い」
「ここスムーズにいかなかったら先輩としてどうなの?」
経験者ならわかると思いますが、認知症介護においてこういった邪念は
本当に邪魔です( ゚Д゚)
でも、ついつい考えちゃうよね~。わかるよ。ほんとに…。
断られたらいやだな~。
失敗したらまた怒られるのかな~。
後輩の前で恥かきたくないな~。
これにね、ちょっと付け加えてほしいんです。
断られたらいやだな~。でも、断られてもいいか!
失敗したら怒られるのかな~。でも、怒られてもいいや!
後輩の前で恥かきたくないな~。でも、最初に恥かいたらあとは気が楽だし!
要するに、
どっちでもいいってこと!
介護の仕事ではけっこう
この「どっちでもいい精神」が有効だと思っています( *´艸`)
うまくいってもいいの。
うまくいかなくてもいいの。
だってさ、
完璧を求めすぎて、いつも「うまくやらなきゃ」って自分を追い詰めるのはしんどくないですか?
そのしんどい状態で介助されるお年寄りはどんな気持ちだろうね?
特に、認知症の人はそういうことに敏感です。
あなたの心が自分に向いていないことなんてお見通し。かもよ。
なので、お年寄りと接する時は後輩や新人より先に、お年寄りのことを一生懸命見て、考えてくださいね。
うまくいかなかったら「こういうこともあるんだよ」って後輩に教えてあげたらいい。
そうすることで後輩くんの中にある「うまくやらなきゃだめだ」っていうプレッシャーを和らげてあげられるしね。
あなたがリラックスしていた方が、お年寄りも安心するからね。
こうやって考えると、いいことだらけじゃない?
「ひとりでは大変」って昨日書きましたが、これは人を指導する時も同じ。
厳しく言うのが得意な人。
優しくフォローするのが得意な人。
行動で示すのが得意な人。
言葉で伝えるのが得意な人。
いろんな人がいます。
上手にバランスをとって、新人さんを迎えてあげてくださいね(*´ω`)
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