見学や相談があったときに対応できていますか??
今日は市民講座で「介護認定・老人ホームについて」お話してきました。
みなさん、これまで身近な人が介護保険サービスは使ったことがなく、老人ホームについてもよくわからない。
資料作ってて思ったけど、わからなくても仕方ないよね…( ゚Д゚)
介護保険施設以外にも有料老人ホーム、高齢者向け住宅、ケアハウス、高齢者分譲マンションがあったり、位置づけは違っても入所利用のグループホーム。
この中からさらに分類されていく。
ここから「はい、施設探してね!」って言われてもみんな頭抱えてしまうよね。
なので、今日お伝えした「老人ホームの選び方」がこちら。
①料金
・毎月どれくらい必要か確認する
・自分(家族)がいくらなら払っていけるのか
②入所条件
・どの介護度がついていれば入れるのか
・認知症があっても大丈夫か
・特別な病気がある場合は医療行為がどこまでできるか
・どこに住んでいても入れるのか
このふたつはどんな人でも当てはまることです。
①、②である程度絞り込みましょう。
次に確認しておいた方がいいことが以下になります。
これ以降は必要に応じて考えてみて下さい。
入所する人との関係性や、キーパーソンとなって動く人の想いなどで優先順位は変わってきます。
③交通の便
・頻繁に面会に行くのであれば通いやすい所が良いでしょう
・面会以外でも緊急時に呼び出される場合があることも頭に入れておきましょう
④どこまで望む生活に近づけられるか
高齢者、特に認知症の方にとって、環境の変化は大きなストレスになります。自宅での生活を完全再現は無理ですが、どこまで近いものが望めそうか。また、どこまで本人の気持ちに寄り添ってくれるのかが大切になります。
入所したい人の趣味や、これからも続けていきたい生活習慣などがあれば見学や申し込みの時にきちんと伝えて、それが可能かどうかを確認して下さい。
あらかじめメモなどに書いておくといいと思います。
毎日日記を書く、毎日新聞を読む、毎朝カーテンを開ける、野球中継は必ず見る、海外旅行が好きだった、長年畑仕事をしていた…。
どんなことでも大丈夫です。
たくさんの情報をいただくことで、介護職員としてもケアのヒントになります。
⑤看取りはしてもらえるか
本人と家族が望む形で最期を迎えられるかどうかも大切になります。希望がある場合ははじめに確認をしておいた方が良いと思います。
・最期まで病院に搬送せずに施設にいられるのか
・心肺停止時に延命措置(心臓マッサージ)をするのかしないのか
そして、これから2025年に向かって高齢者、要介護者の数は増え続けると言われています。
「介護」は当たり前のように目の前にやってきます。
そんな時の一番の準備は
人に頼る習慣をつけておくこと。
これは公的サービスに限ってのことではなく、お友達や家族、近所の人に、
ちょっと困ったときに「困ってるよ」の一言が言えるようにしておきましょうということです(*´ω`)
年配の人ほど「他人に頼らないでなんとかしよう」という人が多いですが、そうすればするほど事態が悪化することもあります。
身近な人に言えなければ市区町村の役場・役所に電話をしましょう。
「介護のことで相談があります」と言えば、担当につないでくれます。
介護職員でも、自分の職場のことすらよくわかっていない人もいます。
これまで介護に関係のなかった地域の人はもっとわからないかもしれない。ということを胸に、見学や相談があった時は丁寧な対応をお願いいたします♪
介護施設は地域住民の人と創り上げていくものだと思っています( *´艸`)
「普通」ではない視点から介護士さんのサポートを目指します♪
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