必要なのは「情報」と「頼る勇気」
「介護の教科書」最新コラムです。
時々、ご家庭で介護をしている方から相談を受けます。
中には、
介護の仕事をしていて、自宅では親の介護をしている
という方もみえます。
「介護のプロ」でも、自分の身内の介護に頭を悩ませ、疲れをためているケースもあるのです。
・仕事では優しくできるのに、身内にはできない
・こんな面倒なケースは他にないだろうから言いにくい
・お世話になっているのにこんなこと言えない
・どこに相談したらいいのかわからない
こんな声をよく聞きます。
でも、そうは言ってもね…
身内にはそうそう優しくできませんよ。
それは愛情も含めたくさんの思い出や感情があるから。介護が必要じゃない時からケンカもするでしょう?
面倒なケースって言っても、みなさんけっこうバラエティーに富んだもの抱えてみえます。
遠慮して相談せずにいるから大変なことになってしまうんです。
お世話になってるって言っても、みなさんサービス使うためにお金払ってますよね?
相談するところが分からなかったら、とりあえず役所の高齢者や介護保険担当に電話しましょう。
先日も介護相談を受けました。
お母さんの介護で悩んでいるが、環境的にも相談できるところがなくて…
病院にも連れていけないし…
はじめは相談者ご本人ではなく、心配したそのお友達がわたしに連絡をしてきてくれました。
1時間ほど話を聞いたあとで相談者さんから
「そういえば少し前に包括支援センターっていうところから電話があって…」
という言葉が!
それ!!
そこ!!笑
なんと、相談機関からコンタクトをとってきてくれていたんです。
でも、その方も家族も「包括支援センター」が何をしてくれるところかわからず、まともに話をしないまま放置されることに。
この1件で確信したこと。
介護をしていくのに必要なのは「情報」と「頼る勇気」
〇介護が必要にならなければそれでいい。
→介護予防、認知症予防
〇介護が必要になったらあそこに頼ればいい。
→情報と頼る勇気
この二つを準備しておきましょう(*´ω`)
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