♪大好きな「介護士さんの笑顔」♪

認知症介護をもっと楽しく♪

なぜ、認知症介護なのか?「生き方見直し編」

 

「なぜ、認知症介護なのか?」シリーズ、(たぶん)最終話。 

 

これまでのお話  ↓↓↓↓↓

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毎回わたしの個人的なお話にお付き合いくださりありがとうございます( *´艸`)

 

 

わたしはこれまでずっと頑張って生きてきました。

 

 

いい子でいなきゃ。

 

学校ちゃんと行かなきゃ。

 

みんなと仲良くしなきゃ。

 

いつも笑顔でいなきゃ。

 

人に迷惑かけないように。

 

 

とても苦しかったはずなんです。

 

でも、それが当たり前だと思っていたから、苦しいのも当たり前。

 

みんな同じ。

 

 

 

でも、介護の世界に入って、認知症の人と関わるようになってから

 

「あれ?なんか違う??」

 

って思い始めた。

 

 

それはお年寄りだけじゃなくて、一緒に働いている職員さんからも学んだんです。

 

 

まずは、

 

はたから見たら、人にめっちゃ迷惑かけて好き勝手やっているお年寄りの笑顔がめちゃめちゃステキだってこと( *´艸`)

 

 

だってね、

 

食べたければ人のものとってでも食べます。

 

お風呂入りたくなったら時間なんて関係ない。

 

誰が来てようが、ご飯の時間だろうが眠たければ寝る。

 

夜中でもお墓参りに行きたくなっちゃう。

 

 

ずっと人の顔色伺って生きてきたわたしにとって、裏表のない自分のココロに忠実に生きる認知症の人との関わりはとっても心地よかった。

 

ココロからの笑顔にたくさんの癒しとパワーをもらいました。

 

 

わたしも自分の優しさ、無邪気さを素直に表現できる場だったんです。

 

認知症の人の前ではココロが無防備になれた。

 

 

 

そして、まわりの職員さん。

 

どーーーしても認知症の人の行動が理解できない!!

 

「なんでわからないの?」

 

「なんで夜寝てくれないの?」

 

ってイライラする。

 

 

どーーーしてもまわりの職員の行動が気になって仕方ない!!

 

「なんでもっと早く仕事できないの?」

 

「なんで今そんなことするの?」

 

っていちいちチェックして怒ってる。

 

 

こういう人ってきっとすごくすごーく頑張っている人だと思うんです。

 

これは仕事に限らず、家庭だったり、子育てだったり。

 

生きている中のどこかでめっちゃ頑張っている人。

 

 

だからいい加減なのは許せない。

 

人に甘えるのも許せない。

 

 

「こうするべき」から離れられない。

 

 

離れられないうちはきっと仕事も大変なことが多い。

 

でも、介護の仕事は辞めない。

 

 

それはきっとお年寄りに助けてもらうためなんじゃないかな~って思うんです。

 

意識してなくてもね。

 

だから退職しても介護の仕事に再び就く人が多い。

 

 

認知症介護の介護の仕事が本当に楽しくなった時、わたしは自分の生き方も変わったと思っています( *´艸`)

 

おじいちゃんおばあちゃんにたくさん満たされて、十分に癒してもらった。

 

だから、現場辞めちゃったのね、きっと。笑

 

 

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インタビューやってみない?

 

先日、ある会社の方からインタビューを受けました。

 

 

なぜ、介護の仕事をしようと思ったのか?

 

介護の楽しさとは何か?

 

大変なのはどんな時?

 

今までで一番苦労したところは?

 

どんな相談を受けることが多い?

 

転職相談は受けたことある?

 

などなど…。

 

 

受けてみて思いました。

 

インタビューされるってとっても素晴らしい(*´ω`)

 

 

日頃考えていること、感じていること、学んだこと、経験したことをアウトプットする絶好のチャンス♪

 

 

よく、「学んだことを人に伝えましょう」ってアウトプットすることをすすめられるけど、これできない人も多いと思うの。

 

 

誰に話すの?

 

どうやって話すの?

 

人にわざわざ何か伝えるのなんて無理( ゚Д゚)!!

 

っていう人もいる。

 

わたしも以前はそうでした。

 

 

なので、職場で誰かが研修や実習に行ったら、インタビューしてあげてはいかが?

 

 

どこで、どんな話を聞いたのか。

 

どんな人が参加したのか。

 

一番印象に残った話は何か。

 

一番つまらなかった話は何か。

 

即実践できそうなものは得ることができたか。

 

どうやって実践してくのか。

 

 

みたいなことを聞くんです。

 

 

聞く方は情報を得ることができます。

 

聞かれる方は一生懸命学んだことを整理しながら話します。

 

実践できることを探してイメージします。 →ここ大事

 

 

 

研修報告書は書くと思います。

 

それをさらに口頭で行なって深めていく。

 

 

そんなことに使う時間ないって思います?

 

 

交通費や参加費や貴重な時間を使って参加するんです。

 

 

形だけの参加で、身にならない研修に時間使うほうがよっぽどもったいないですよ!

 

 

 

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認知症の人との接し方のポイント

 

話しかけられても意味が分からなくてどう返事したらいいかわからない。

 

時々、こういうお悩みを聞きます。

 

 

発語自体が不明瞭な人。

 

単語を羅列するだけで文章になっていない人。

 

 

確かにわかりにくいです。

 

 

わたしの勤めていた施設にいたあるおじいちゃん。

 

麻雀用語を並べるんです。

 

「ポンでチーで〇✖※△…」

 

「イーピンでスーピンで…」

 

 

別に麻雀とは関係ないところで用語が飛び出します。

 

文章になっていないため、意味も分からない。

 

 

でも、語尾は聞き取れたんですね。

 

 

「〇✖※△……で困っとるんだわ!」

 

「……まあ、行かないかんのだ!」

 

 

ここさえ聞き取れればコミュニケーションはとれます( *´艸`)

 

 

聞き取れた語尾だけ繰り返す。

 

 

「困ってるんですね」

 

「行かないといけないんだね」

 

こんな感じ。

 

 

 

もう、一言も何も聞き取れない!っていう場合。

 

 

そんな時は、

 

呼吸や動きを相手に合わせる。

 

表情も合わせる。

 

 

歩いている時は歩幅を合わせて。

 

楽しそうに話している時は楽しく。

 

悲しそうに話している時は同じように。

 

 

これだけで相手に「わたしはちゃんとあなたのこと見てますよ。話を聞いてますよ」って伝えることができます。

 

 

介護の仕事で大切なのは

 

相手に安心感を与えること。

 

 

すべてのコミュニケーションの基本です(*´ω`)

 

 

あと、これも大切だから読んでね♪ 

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必ずあるあなたの役割

 

介護の仕事をうまくやる秘訣。

 

女優になること。

 

脚本家になること。

 

って言われます。

 

 

認知症の人が求めている人になりきること。

 

自分だけではなくて、まわりの人の役割も見据えて環境というシナリオを作っていくこと。

 

 

時々「嘘をつくことが心苦しい」という人がいます。

 

でも、それはあなたの価値観。

 

 

あなたにとって事実と違う「嘘」でも、相手のお年寄りにとっては真実。

 

 

「娘」と言われれば「娘」なんです。

 

初対面でも「昨日会ったよね」と言われれば昨日からの知合いなんです。

 

 

そう考えると、認知症介護の世界は

 

お年寄りが脚本家。

 

まわりの人はみんな役者。

 

 

脚本家の意にそぐわない人は容赦なくはじき出されるね。笑

 

これが「介護拒否」される人とされない人との違い。

 

 

いかに、相手のお年寄りの求めている人物になれるか。

 

求めている言葉をかけることができるか。

 

 

でも、どんだけがんばってもダメなこともある。

 

 

あるおじいちゃんにとってわたしは「本当の奥さん」でした。

 

とても信頼を寄せてくれていた。

 

若い男性職員では「本当の奥さん」になるのは難しいです。

 

でも、「若い男性職員」ならではの役割もあるはず。

 

 

 

みなさんの得意な役どころはなんですか?

 

 

どんなシチュエーションで、どんな会話をした時が自分にとっても、相手にとっても心地よい時間だったか。

 

 

仕事の部下。

 

友人。

 

兄弟。

 

親子。

 

夫。妻。

 

近所の人。

 

ご飯作る人。

 

掃除のおばさん。

 

通りすがりの人。

 

 

オールマイティーにこなす必要なんてない。

 

 

たくさんのことを求められがちな介護だけど、できないもんはできないんです。

 

 

逆に、できることも絶対にあるんです(*´ω`)

 

 

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答えを求めるところが違う

 

がんばりすぎだよ~。

 

まじめにやりすぎだよ~。

 

 

今日ふとそんなことを感じました。

 

 

なにをまじめにがんばっているかと言うと、

 

人に嫌われないように。

 

批判されないように。

 

 

これが疲れるんだよね…(´-ω-`)

 

 

仕事のお悩みや、人間関係のお悩みいろいろあると思います。

 

でもね、

 

すっごい環境が悪いところで働いてるのは、自分がそこを選んだから。

 

人間関係最悪なのは、自分がそんな環境を選んだから。

 

 

誰もあなたがそこにいることを強制したわけじゃないでしょう?

 

そこが嫌なら、辞めるなり、変えるなりしたらいいんじゃない?

 

 

それをせずに「わたし辛いんです」「あの人がいるから仕事しづらいんです」っておかしくない?

 

 

今の環境が嫌な人は、その理由を人のせいにしないでしっかりと自分と向き合ってみて下さい。

 

 

わたしはここの何が嫌なのか?

 

なんで嫌なのか?

 

本当はどうしたいのか?

 

 

人のことどうこう言う前に、まずは自分としっかり向き合って。

 

自分とのコミュニケーションを大切にしてみて下さい。

 

 

 

そうしたら、めっちゃ汚い言葉や感情が出てくるかもしれない。

 

それでいい。

 

 

時々、「自分と向き合って嫌な感情とか出てきたら嫌だ」って言う人がいます。

 

 

わたしはキライな人いません。

 

人を憎んだこともありません。

 

愚痴も言ったことありません。

 

世界中の人を愛しています。

 

 

わたしはそんな顔をしてる人より、「バカ」「アホ」「死ね!」って言える人の方が好き。

 

わたし自身、いい人ぶってまわりにいい顔振りまいていた時より、

 

口が悪くて言いたいこと言える今の方が何倍も何十倍も生きやすいよ。

 

そして、いまだに「いい子ちゃん」が顔を出した時はとっても苦しくなる。がんばりすぎて疲れちゃう。

 

 

まあ、どっちでもいいけど!笑

 

 

どうせ生きるなら楽しく楽な方が生きやすいと思ったので書きました。

 

 

まずは、自分とのコミュニケーションをしっかりとることをおススメします( *´艸`)

 

 

そんなこと言われてもどうしたらいいかわからん!!

 

このブログ読んでなんかイラっとした( ゚Д゚)!!

 

胸が苦しくなった!!

 

 

そんな方がみえましたらメッセージくださいね(*´ω`)

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なぜ、認知症介護なのか?「家族との関わり編」

 

「なぜ、認知症介護なのか?」シリーズ。

 

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はじめて就職した特養からの異動で支援センターの相談員になった話は前回しました。

 

 

地域に出るようになって、認知症の人とその家族に出会う機会が増えたんです。

 

関わるうちに認知症の症状が出てくる方もいました。

 

 

家族や近隣の人から、「なんだかおじいさんの様子がおかしいの」といった小さなお悩み相談から始まったり。

 

突然出て行ってしまったり。

 

ヘルパーさんからの情報で、最近生活が変わってきていることを知ったり。

 

 

ゆっくり進行していくタイプの認知症のおばあさんは、少しずつ消えていく自分の記憶や、できなくなっていくいろんなことに自分でも気づき、ご主人と一緒に泣いて暮らしていたそうです。

 

わたしが出会ったころには、言葉も出なくなっていましたが、いつもステキな微笑みを浮かべていました。

 

その横にはいつもご主人が寄り添っていました。

 

 

 

わたしの親戚のおばあちゃんは、突然脳梗塞で倒れました。

家で倒れているのを、訪問した孫が発見。

一夜で別人のようになりました。

 

退院後すぐにわたしの勤めていたグループホームに入所されましたが、声は出るけど言葉にならない。身体も半身が不自由になっている。

 

でも、人の顔は認識できたんです。

 

一番近い存在だった娘さんにだけ、冷たい態度をとるようになりました。

面会時に声にならない声で怒鳴って追い返すこともありました。

 

はじめは娘さんも「なんでわたしにだけ…」と涙を流していました。

 

でも、孫やひ孫はかわいがってくれる。それだけでも救われる。

 

面会時には離れた場所からおばあちゃんの様子を見ながらいろいろとお話をさせていただきました。

 

 

そんなふうにして、認知症の人のご家族と関わるうちに、ますます

 

介護の仕事を楽しもう!!って思うようになりました。

 

 

 家族が辛いからこそ、いろんな思いがあってどう関わっていったらいいかわからないからこそ。

 

介護職員として、認知症になった今のその人と楽しい時間を過ごしたい。

 

 

楽しい時間の中で、笑顔が見られた時にはご家族に伝えたい。

 

介護職員として、認知症の人とご家族が穏やかに一緒に過ごせる場所つくりをしたいと思ったんです。

 

 

 

家族が出入りしやすい、面会が多い施設。

 

家族と一緒にお出かけしたり、施設内の行事で一緒に楽しむ。

 

 

わたしは自分ならそういうところに入りたいな(*´ω`)

 

 

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認知症の人は子どもと同じ?

 

認知症の人がお風呂嫌がったりするのって小さい子どもと同じですね。

 

 

今日、ある方とお話している時にそんな話になりました。

 

 

確かに、「お風呂入ってほしいのに嫌がる」その出来事だけを見たら同じですね。

 

 

でも、やっぱり同じようで違う。

 

 

この世に生まれてまだ間もない子ども。

 

何十年も生きて、たくさんのことを経験してたくさんのことを背負ってきたお年寄り。

 

 

認知症になることでその背負ってきたものをおろして身軽になっているのかな~、なんて思う時もあります。

 

 

積み重ねてきた年月。

 

その中で繰り返してきた生活習慣。

 

いろんな経験の中で無意識の中に刻み込まれたもの。

 

 

認知症になって、自分の気持ちを表現できなくなってきたとしても。

 

寝たきりになって、会話もできなくなったとしても。

 

 

確実にそこまで歩んできたその人の人生がある。

 

 

本人以外、本当の気持ちを知ることはできないけど。

 

その人のこれまでの人生、これからの望みに気持ちを向けて関わること。

 

 

それが「寄り添う」ということなんじゃないかと思うのです。

 

 

何にもわからない。

 

子どもと同じ。

 

 

そう見えるかもしれない。

 

そんな時には、ちょっとその人の人生に思いを寄せて。

 

寄り添う気持ちを大切にしていってもらえたら。と思います(*´ω`)

 

 

 

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